宇宙で1番綺麗な星

2020年8月1日、午前11時、関東の梅雨が明けた。
そして1時間後、私は宇宙で1番綺麗な星を見た。それからずっと心がぽかぽかしていて、なんだかすごく幸せだ。幸せという一言で表せられない部分を少しでも、自分のために残しておきたくてこの文章を書いている。





川島如恵留さんという人がいる。私が昨年から担当というものになった人で、今はジャニーズJr.で、元ヤングシンバで、綺麗な顔をしていて、歌とダンスが上手くて、青学卒で、宅建士で、楽器も作詞作曲も料理もアクロバットも動画編集も手話も、その他にも色々できる。色んなことができてカッコいいし、できるまでやり続ける根性があるところがさらにまたカッコいい。小学生みたいな表現で申し訳ないけれど、本当にこの人はカッコいい。如恵留くんカッケー!!!って思う瞬間は、たまらない爽快感と全身を貫く喜びがある。これはたぶん生理現象に近くて、手に負えるものじゃない。いつの間にか、如恵留くんがカッコいいのが人生における喜びのひとつの形になっていた。

如恵留担になってしばらくすると、得意なことが山ほどあってカッコいいけれど、苦手なことがないというわけではなさそう。むしろ苦手なことを隠そうとしたり、バレて照れ笑いしたりするのがキュートだということに気づいた。如恵留くんかわいいよー!!!と思う瞬間も人生における喜びのひとつの形になった。

如恵留くんを、Travis Japanを応援して、言葉にできないほどたくさんの楽しみ、喜び、幸せを手に入れられたけれど、1番の財産だと思うのは、喜びの形を増やしてもらったことだなと思う。答えを教えてもらうよりも、公式の使い方を教えてもらったほうがテストの点数も上がるじゃないですか。知らんけど…



胸がいっぱいでうまく伝えられない。どうしてこんなに嬉しくて、幸せで、涙が出るのか考えたかったんだけど、全然言葉にできない。美しい星を見て涙するような、でもどこか、人智を超えた自然の猛威を前に立ちすくむような、そういう感覚。そもそも、アイドルを応援することって心もとないものなんだろう。
でもたぶん、如恵留くんを見ているときは、無限に喜びが生まれると私には確約されている。色んなことが不安定だけれど、確かなものはあるし、それをずっとずっと大事にしたい。如恵留くんのことはもちろんだけど、如恵留くんを見つけた自分のことも。そうじゃないと、いつか自分に、確約をなかったことにされかねない。
健やかで幸せな自分を目指して、私は少しずつ変わっている。牛歩もびっくりの速度だけど、のんびりいこうと思っている。ゆっくり歩いた方が、星が綺麗に見えそうだから。