虎者NINJAPAN 2020 感想のようなもの

どうもこんにちは、こちらはそうめんを茹でて湯切りしたあとに鍋にへばりついてる麺、くらいのしがない如恵留担です。
先日、虎者NINJAPAN 2020を観劇して参りましたので、記憶の新鮮なうちに書き残しておこうと思う次第です。

ざっと、
①ストーリー
Travis Japan各メンバーについて感想
という括りでまとめていきます。トラジャ担をしておりますのでトラジャについて書いてますが、リマちゃんも長谷川純さんもクリエCさん(IMPACTorsになりましたね、おめでとうございます!)もそれぞれ良かったです!
ストーリーは自分で解釈したい、とか、自担についての記述は見たくない、とかあればてきと〜に読み飛ばしていただければと思います。そもそも、このブログに有益な情報は皆無だと思われますが、よろしければ暇つぶしにでもお付き合いくださいませ。
基本的に如恵留くんばっかり見てますので、そこは悪しからずです…




【ストーリーについて】

愛や絆で平和を守るヒーロー「虎者」が、囚われの身になってしまった父を救うために闘うが、父が囚われたのは虎者の信念とは真逆の、ある過去の過ちからだった… 真実を知った虎者は?
という、ごくシンプルな骨組み。昨年よりだいぶ受け取りやすくなっていると感じます。昨年は「この物語の中の正義とは…」という迷宮に迷い込んでしまっていたので…(個人の感想です)

推しGがヒーローなのは素直に嬉しいです。やはりその世界での正義が自分の正義とある程度一致している方が、断然感情移入できます。ていうかトラビスジャパン、ヒーローめちゃくちゃ似合う!!この調子でウルト〇マンやってほしい。

舞の力で銀河の平和を目指すという虎者のコンセプトも、ダンスパフォーマンスを軸に世界進出を目指すトラジャに合っていると思いました。

ストーリーの骨格はシンプルながら、Travis Japanというグループによく合ったつくりだと受け取っています。世界観が銀河規模なのはやっぱりよく分からないのですが、それについて何か持論がある方いらっしゃいましたらこっそり教えてください。個人的には「世界」でぼやかさずに「銀河」とした理由が、去年からよく分からないのです… 未来の忍者モチーフということだし、未来感(どんな日本語)の表現のため?って軽く考えてましたが、そもそもそのモチーフを選んだ意図は何なのでしょう。

世界観を表すには、衣装や武器ってけっこう大事だと思っていて、噛み砕く材料にしたかったのですがあまり観察できておらず残念です(自分に)。
また、そもそもカゲロウの母が殺されたのはなぜか?というところが、語られていないけれど考察できる部分かと思ったのですが難しいです。

ここから先も全部想像なんですけど、
登場人物全員が宇宙人なのだとすると、カゲロウの人ならざる者に見える造形(実際にはメイクですが)は、朱雀や虎者とは進化の過程で分かれた別の種族であることを示しているのでは、なんて思います。「宇宙人 種類」で簡単に調べてみたのですが、レプティリアンと言われる、爬虫類のような姿をした人間型のエイリアンが存在するとされているようです。カゲロウのメイクって隈取りっぽいなと思ってましたが、爬虫類っぽさもありますよね。レプティリアンの性格は凶悪とされているようなので、なるほど合致はするなと思いました。こういうのって、当たる当たらない関係なく考えるの楽しいですよね。配信で舞台美術(プロジェクションマッピングを観察する余裕は全くありませんでした)(しめまちゅのトランポリンの背景は不思議の国のアリスに見えました…)なども注意深く見て、何か世界観を解き明かすヒントがないか探してみたいと思います。


個人的に気になるのはそんなところです。世界観の深掘りと、なぜカゲロウの母は殺されなければならなかったのか。配信も結局フワフワ見ちゃって終わる気がしますけども…何か気づいたところがあったら教えてください笑
そういや終盤でサラッと、碧鷺と紅孔雀はもともと対立してたっぽいこと朱雀様が言ってたような…?それにも気をつけて配信見たいなと思います。




Travis Japan各メンバーについて感想】

はい、これが書きたくてこのブログを書いています。興奮そのまま、わ〜っと思うがままに書いていくので、何か失礼があったらごめんなさいと先に謝っておきます(たぶんある)。全員を見ようとして見たわけではなく、如恵留くんを追っていて視界に入った瞬間の記憶なので、情報量には偏りがあります…それでもあまりに素敵だったので、全員から受けた感動をできるだけ書き残したいなと思いまして。ちゃか→げん→まちゅ→しめ→うみ→しーくん→如恵留くんの順で書いていきます。




・宮近さん
Free your mindは主に宮近さんを見ていたんですけど、ダンスがマジで上手くて上手くて上手くて、顔が濃くて表情が最高ですっっごいカッコよかった!毎秒毎秒、してほしい表情を超えた顔をしてくるから怖かった。ギラッとした顔、良すぎ。普段あんなにぽやぽやベビーフェイスなのに、踊るとオーラがバリバリ音が鳴りそうなほど迸るからすごい。目で殺してる。
最初のアクションシーン、私が見た限りでは口もとを自然に結んだままだったのを覚えてる。つまり息を上げずに闘っているということで、余裕や冷静さを感じてとてもカッコよかったです、実際のところそういう意図かは知らないですけども…
あと、初っ端からトランポリンすごい上手くなってる!と思ったら宮近さんで(すぐに判別するのは難しいヨ…)びっくりしました。たくさん回るし、武器携えて壁登るし、できることならおぉ〜!!!って声に出したかった!!すごかった!!!





・げんげん
Free your mindでしか見れてないけど、ダンスの緩急の付け方が好きです。あと、開演前のアナウンスが一生懸命に喋ってる子どもみたいで可愛くてニコニコせざるを得なかったです。
げんげんの殺陣見たかったけど全然見れなかった…ここカッコいいから見て!ってところがあったら教えてもらいたいです(見れる保証はない…)。
げんげんの声って、輪郭がまるくて馴染みがいいけど耳に残る良い声だなあと思いました。大事なセリフを任せたくなる。





・まちゅ
高いところから見る松倉くんの顔すっごく良かったです…どこから見ても最高なんだろうけど!
何がいいって、表情のバリエーションがめちゃめちゃ豊富なところ。眉毛だけで800通りくらいに動くんじゃないだろうか。
ゾワッとしたのは千年メドレーのラストの「仮面を付け替えて」、付け替えた瞬間、目がなくなるほどの笑顔だったところ。あ、こわ、ってなりました。特殊な磁場が働いてる、怖い、あの子の周り(褒めてます)。




・しめちゃん
タップで闘うシーン、全体を見ていたのですが一番闘ってたのはしめちゃんだったように思います。思わずがんばれ…!と念を送りました。
殺陣のシーンで視界の端に捉えたしめちゃんはほぼセーラームーンでした。くのいちだと思っていたのにセーラームーンでびっくりしました。簡潔に言って可愛すぎた。
あと、Blue masqueradeのしめちゃんの歌声はやっぱりすごく気持ちいい。「壊したくなる」って歌詞はズルい。この曲のしめちゃんの歌声ってすごく良い意味で力が抜けていて、「常温」という感覚があるんですけど、ここで沸騰してる。常温のまま静かに狂っていた…
そもそもしめちゃんの歌声って他に似ている人がいなくて(主観です)、特別な質感があるなと思っています。しかも曲によって全然雰囲気が変わる声。ブルマスのしめちゃんの歌声は福音のようであり、死神の囁きのようでもあってすごく不思議で魅力的。さらっとしていて湿度も温度も高くない、低すぎもしないのに、まだ消えない。





・うみちゃん
ブルマスといい、物語終盤の泣き方といい、ウミチャンが顔を歪ませてるとこちらまで同じ顔になってしまうのは何故なのでしょう… 1人だけ座り込んじゃってるのも、その前から一番動揺した顔をしていたのも、なんというか愛おしい人だなと…ウミチャンの演じる役ってなんか愛おしくなっちゃうの、すごい才能だなと思います。
そう、ウミチャンのダンスで「今の何!?」って思った部分があって、ずばりHappy Groovy ジャズver.の腰です。ヌルヌル動いてて最高だった…





・しーくん
まず開演アナウンスがハキハキしていて元気出る!アナウンス上手!どことなく漂う青春の香りは、体育祭の選手宣誓をするしーくん、ウッ………を想起させるからでしょうか。
ブルマスのしーくんがしめちゃんに抱きつきそうで抱きつかないで抱きつくとこはヒェ〜って声我慢してました。
それからほんとに誰でも思ったことだと思いますが、胸板の厚い男性がシャツのボタンを数個外して着るテロテロシャツは正義でした。セリフも自然で良かったです!




・如恵留くん
書いてみたら長すぎたので、⑴全体 ⑵ブルマス ⑶ハピグルジャズver. ⑷千年メドレー ⑸アクロバット/トランポリン ⑹演技 に分けてみました。分けたことで文章構成がマシになったかというと、決してそうではないですね。

⑴全体
質量を感じる、生の如恵留くん、めちゃくちゃ美しすぎてまだ夢心地です…かっこいい…この人どこまで綺麗になるんですか…??双眼鏡で100分近く見てたら、そのうちかっこよくない瞬間が1秒くらい訪れるはずでは?訪れないんです、怖いんですけど。ずっとかっこよくて美しくて儚くて…徐々に上気する頬が色っぽくて本当によかった…(えっちですと言いたいのを堪える人のgif)
通常より痩せてるからか、新しい銀衣装の効果か、アンドロイドぽさが増していてすごくすごくかっこいい…健康のために食欲は倍になってほしいですが、あまりにもかっこよかったのでこちらとしては特に不満はありません。調子出ないようなら食べてほしいです。いや、如恵留くんが食べやすいようにカロリーから来い。
そう、銀衣装すごく良くて!肩と背中のラインがすごく綺麗でした。

⑵Blue masquerade
ブルマスは操られているような、翻弄されているような振付が印象的なのですが、一瞬マリオネットのように見える振りがあってギャー!と叫んで椅子ごとひっくり返りそうになりました。そんなにヘキを狙うな。私は去年も見たはずなのに記憶を失いすぎです。鳥の羽ばたきに似た腕や手の使い方も、とても美しいと感じました。その上、軸のブレないターンを連発するから、もう加点が止まらない。
そもそもブルマス、曲として好きです。知識がなくて詳しいことは分からないですが、碧鷺が甘やかな歌声だからこそ、鍵盤の低音の重さがずっしり胸に残るように感じます。
そういやマスクしてるから双眼鏡曇るかなと思ってたんですが、基本的に息止めてたのか全然大丈夫でしたね…

⑶Happy Groovy ジャズver.
ハピグル ジャズver.全体的に良すぎて、ほろ酔い状態で見てました。いつもと歌割りが違うのも新鮮で良かったですが、「気持ちいい」と「快感」が如恵留くんソロパートで、すごく気持ちよさそうだったので私はちょっとニヤニヤしてしまいました。えっちな曲じゃないよね? 軽やかでお洒落でした。舞台装置や登場の仕方のバリエーションもすごかったな!
ラストで斜め1列になった隊形で後ろを振り向き、ジャケットを肩に掛ける振付が良すぎたのであのシーンのステフォください…
とにかくハピグル ジャズver.の如恵留くんは滋養強壮に良いので、良かったら配信で見てみてください。目から摂取できるうな重です。

⑷千年メドレー
去年と合わせてもそう何度も見られているわけじゃないけれど、何度見てもきっと新鮮に感動するんだろうな、と思います。『目撃者』になってしまった…というような感覚。パフォーマンスを通り越して、事件…
上体を倒して踊るとき、如恵留くんは足の付け根からしっかり曲がって背中がまっすぐ平らで、その姿勢がすごいなと思います。意識していないとできないと思うし、あれだけ歌って踊ってアクションしてアクロバットした終盤にこの完成度を保てているのが超人級…すごい…如恵留くん本当にすごい…
見終わった後はうわ言のようにすごかった…カッコよかった…と繰り返し呟いてしまいました。私の中のマツコが「薄汚れた語彙ではなんと言っていいか分からない」と申しておりますが、そういうことです。

⑸アクロバット/トランポリン
合わせて何回転してたんだろう…のえたんそういうの数えてそうですよね、私は目と頭が追いつきませんでした… 目が追いつかない、という特殊な喜びをダイレクトに受け取ってしまって混乱して、しれっとのえたんなどと呼んでいます。※今に始まったことではない
正直、ちょっと体調大丈夫なのかなと思ったりしたんですが、最後まで全力でやりきっていてすごいなと思います。頑張っていてすごい、だけならこんなに長々と書けないと思うので、そういう意味ではありません。
花道アクロは配信に映るのかな、見せてほしいな〜…

⑹演技
これこそ門外漢すぎて何と表現すればよいか分からないのですが、まず、演技してる如恵留くん見れるのうれじ〜〜〜!!って感激してしまいます…ド新規オタクにつき、役を演じている如恵留くんを生で見られているのはSHOCKと虎者だけなので…
「碧鷺」という括りこそあれ、名前のない役ですが、如恵留くんは自分の中で決めた名前があるのかな、ありそうだな、と思います。
台詞はさすがの滑舌でとても聞き取りやすいです。如恵留くんの声質はよく通るけれど、パキッとした原色ではなくて、ほんの少しだけ紗がかかったようなニュアンスがあるように私は感じているのですが、それがめちゃくちゃ好きです。
如恵留くんが追い詰められてカゲロウに髪を掴まれるシーン、マスクを上げていて(殺陣は一部マスクをして行われていました。忍者衣装に合っていて自然!すごい!)目もとしか見えなかったのですが、緊迫感があって良かったです。迫真の演技でした… 三白眼もいいけど四白眼も最高〜!
そういや随所で幼少期の虎者たちの声が聞こえるのですが、「この子絶対のえるくん(仮)の幼少期じゃん!」って思った部分がありました。なかったら私ののんのんセンサーの誤作動です、すみません。




《おわりに》
いや〜、書いても書いても付け足してしまうので、一旦ここで筆を置きます。なぜならやらなければならないことが進まないから…
配信昼公演しっかり楽しんで、また時間ができたときに書き足したいです(夜公演は落選しました!無念!甘かった)。
私のブログ、いつも気持ちの書き散らしになってしまって、後から読んでもその現場の記憶がほとんど蘇らなくて自分でやきもきするので、ちゃんと記憶を繋ぎ止める目的で書き始めたんですが、全然いつも通りでした。
ではまた、いつか。