7つの虹を見た話

こんばんは。
深夜に何か書き始めました。これは良くないです。とても良くないです。深夜のラブレターほど痛くて恥ずかしいものはありません。
でも心に残しておくだけじゃ勿体なくて。
私自分の記憶力みじんも信じてないですし、心の容量もたくさんある方じゃないから、今抱き締めてるこの大切な大切な記憶も気持ちも、絶対いつかどこかにいってしまう、見えなくなってしまうって分かるんです。
でもこの夏忘れたくない気持ちを感じた瞬間があったことは確かで、消えないようにちゃんと言葉にして残しておきたくてひとまず打ち始めました。いつか忘れてしまう時のことを思って既に泣いてるんですが馬鹿なんですかね。
オースティン終わりでめちゃくちゃ気持ちはオースティンなんですけど、今年の夏のことを書き残しておこうと思います。腰が重いオタクです。


今年の夏、私はトラジャと初めて一緒に夏を迎えました。去年の夏の終わり頃にジワジワ沼落ちした私にとって、サマパラは夢でした。
去年はMyojo Live夏コン号を貪るように読んで妄想で補完していたトラジャのサマパラに、今年は行ける、それだけで震えるほど嬉しかったです。みんなみんな、奇跡みたいに輝いていました。喩えるなら虹。1つ見れただけで十分奇跡で美しいなって思うのに、TDCには7つの虹がかかっていました。
私よ、どんなことがあってもFUNKAFULL FUNKAFULLの如恵留くんの立ち上がりの脚の軌道はしっかり覚えておくんだよ(松倉くん選曲本当にありがとう)。如恵留くんの手にも手相があったこともね。それからCrazy Raysの「見る前に跳んだ」の如恵留くんの美しさを7代先まで語り継ぐんだ… あとLock Lockの足元ベルトコンベアついてる如恵留くん…(ついてません)


8.8、私は自宅待機組で、のんきに麦茶いれてカップ焼きそば準備してIsland TVの配信を待ってました。泣きすぎてカップ焼きそばお湯も入れられないままになっちゃうんですけど。
配信終わってすぐ、財布だけバッグに入れてトラジャのうちわ売り切れさすためだけに東京ドーム向かったことは本当にただひたすら馬鹿だと思うけど一生忘れたくないな。(売り切れさせたいけど到底そんな財力は私になくてした必死のツイートにリプをくださった皆さん、DMしてくださった皆さん、改めて本当にありがとうございました。信頼してくださったこと、トラジャを応援したい人がこんなにたくさんいること、とても嬉しかったです)
全力で急いだけどグッズ売り場が閉まるのに間に合わなくて、こんな汗だくなのになんで、うちわもタオルもそこにあるのになんで売ってくれないのって泣いた。初めて来た東京ドームがこんなことで、悔しくて涙が出た。力不足なのは分かってたつもりだし、だいたい予想はしてたし、スノストも普通に好きだけど悔しくて泣いてしまった。読んでいる方、気を悪くされたらごめんなさい。
友達と合流していくらか買い取って、一緒に家に向かって歩いて、寄ったコンビニでオランジーナ100買って乾杯した時にはもう笑ってたけど、心の整理はしばらくつかなかった。

でもなぜか後ろ向きになることはなかった。私はトラジャのことを自分で思っていた以上に好きらしいし、どうやらそれはTLのみんなも同じらしい。この事実だけで十分だと思っていました。

だから驚きました。サマパラ初日、トラジャがはっきりとデビューするぞ、と口に出したことにじゃなくて、それを本当に嬉しいと思った自分にです。自分たちからしっかりと、デビューしたいと言ってくれることを、私は心から待ち望んでいたんですよね。
売り方の話なんですけど、トラジャのことを見つけたときから、私は彼らに、例えばPerfumeみたいになってくれないかなと思っていて。世間の大多数に認知されて、パフォーマンスユニットといえば、で名前が上がる人たちの中にトラジャがいてほしいんです。名を上げるだけがアイドルの道じゃないとは思いますが、汗だくのパフォーマンスから透けて見える努力に、その熱にあてられてしまった身としては、もっとたくさんの人に知ってほしいし見てほしい。それには、「Jr.」という肩書きはイコールデビューできていないという意味を表してしまうから、邪魔なんですどう考えても。Jr.なのにすごいね!って言われることもあるだろうけど、まだJr.なんだねって思われるのも確かですから。
そう思っていたから、本当に嬉しかったなあ。レポ読んで泣くのは過去レポ漁り魔の私にはよくあることなんですが、まさか(ほぼ)リアルタイムのレポで泣くとは。

そんな諸々を抱えたり昇華したりしながら迎えたサマパラはめちゃくちゃ気合いに満ちていてハチャメチャに良かったです。なにこれ。もう残りの寿命全日サマパラがいい(アホの顔文字)。近いも遠いも関係なく、立ち見最後列すら楽しく、ただ多幸感に溺れました。アイドルであり極上のパフォーマーであるTravis Japanを見つけられて本当に幸せです…


今、自分も好きな人も生きていて、好きだと思えることはすごく尊いことだって痛感しています。私はロックバンドのスピッツもすごく好きなんですが、今年の夏1年ぶりくらいに見に行って、やっぱり大好きだなあと思う一方、声質の変化に戸惑ってもいます。結局スピッツがいる世界が好きみたいなところがあるので、ずっと大好きなんですけどね。
ただ、好き、の気持ちがあることは当たり前じゃない。永遠じゃないし無限じゃない。
今を大事に抱き締めたいなってすごく思います。そして永遠に愛するつもりで、この奇跡みたいに美しい虹たちを愛したいなと思います。